2020-11-19 第203回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
このため、統合エアシーバトルとか、また統合作戦アクセスといった構想が米軍全体として示されて、アメリカ海軍としても、攻撃力分散構想、後にDMOになる、こうした構想が示されてきた。敵に発見されにくく、そして攻撃を受けにくい比較的小型の艦に高い攻撃力を持たせて、そして、分散運用をしてA2AD能力の脅威を克服する、こういう考え方が示されるに至ったということであります。
このため、統合エアシーバトルとか、また統合作戦アクセスといった構想が米軍全体として示されて、アメリカ海軍としても、攻撃力分散構想、後にDMOになる、こうした構想が示されてきた。敵に発見されにくく、そして攻撃を受けにくい比較的小型の艦に高い攻撃力を持たせて、そして、分散運用をしてA2AD能力の脅威を克服する、こういう考え方が示されるに至ったということであります。
そういう意味では、海上自衛隊こそ、この攻撃力分散の構想、バトルフォース二〇四五のアメリカの方向性を先取りして、艦艇の無人化、無人有人切りかえ艦艇の導入、そして省力化、省人化ということを追求していくべきであると思いますが、残念ながら、今の海上自衛隊にそうした方向性を大きく見出すのは難しい現状にあるのではないかと思います。